2010年11月6日土曜日

うつ病を受け入れる

うつ病は、筆舌に尽くしがたい苦痛がありながら、当初はなかなか病気だと自覚できないものです。

周囲の人も、あからさまに病人扱いをすると、患者が嫌がるときもあります。患者にもプライドがあります。うつ病になってしまったことに自責感や嫌悪感を感じてしまうのだと思います。

 精神の病気、治療が長期にわたる病気、自殺しかねない病気。

共に付き合って過ごしていくためには、受け入れる他ありません。うつ病は治る病気です。でも、病気を受け入れる覚悟がないと、いつまでも辛い心のままです。良くなったとしても、すぐまた再発してしまうでしょう。

では、病気を受け入れるとは、どういうことなのでしょうか?

・とことん病気について理解を深めること
・対処療法と予防を心掛けること
・信頼できる主治医を得て、共にがんばること
・支えてくれる家族・周囲の人と一緒にやっていくこと

・・・いろいろ考えられます。

これは、私の考えですが、「病気と共に共存して生きていく決意と覚悟をすること」ではないかと思います。
言葉で書くと簡単ですが、この「覚悟」を持つことが、重要であり、また難しいところでもあります。

そこで、うつ病を自分の「持病」だと思ってみてはどうでしょうか。

うつ病は、完治しても適切な予防や自己ケアを怠ると、再発する危険が高い病気です。そのためには、持病だと思って、一生付き合っていく覚悟で生きる決意をしなければなりません。糖尿病の人が、インスリンを注射して、体調をコントロールするのと同じように、うつ病もストレスコントロールをして、体調を維持していかなくてはなりません。

うつ病になってしまった自分や環境を恨むのではなく、新しい友達ができたという感覚で、過ごしていくのです。

うつ病は、人一倍真面目に頑張ってきた証拠でもあるのですから、恥じることはありません。

誇って、堂々と生きる決意をしましょう。



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