パンフレットを頂きましたので、統合失調症について要約してみます。
統合失調症は100人に1人の割合で発症するといわれ、発症時期は思春期から30歳頃
に多く、現在は病気や治療に関する研究が進み治療可能な「脳の病気」と考えられております。
早期に適切な治療を行うことにより、自立した社会生活に復帰することが可能だとのこと。
発症の原因は、生まれながらの素因(ストレスに対するもろさ)が患者さんの感じるストレス
の「もろさ」の限界を超えた時に発症すると考えられていて、幻覚や妄想が出現し、現実と
非現実の区別がつかない。
あるいは感情のコントロールができない、間違いのない判断や意思決定が出来ないなどの
障害が生じます。
症状は大きく分けて陽性症状(この病気特有の症状で、発症後まもない急性期や再発時に
みられる)の幻覚、幻聴、被害妄想、思考の混乱、感情の不安定さ、病識のなさ、睡眠障害と。
陰性症状(消耗期、回復期に長期にみられる慢性の症状)で、感情のなさ、意欲の低下、
思考と会話の貧困、過剰な睡眠などああるそうです。
症状は長い経過で推移し、適切な治療を受け焦らずに病気と向き合えば、症状はゆっくりと
回復をしていくと言われました。
治療の基本は薬物療法です。最近は統合失調症にも新しい良い薬が開発されています。
医師の診断により、新しい治療薬に切り替えることも必要です。
薬のほかに医師による精神療法(医師との面談を通じて、自分の症状や病気に対する
理解を深める)やリハビリテーションが効果的とのこと。
その意味で社会適応能力訓練施設などへの通所と作業療法は、今後もっと重要になります。
最後に日常生活で気をつけたいことは、再発の予防(定期的な通院と確実な服薬)と
社会復帰を目指すことを念頭におき、焦ったり無理をせず、好きなこと、出来ることから
少しづつ始めてゆくことが大切なことのようです。
音楽を聴く、テレビを見る、雑誌や新聞を読む、簡単な買い物外出、親しい友人と会う、
ようなことがかんがえられます。
近年、薬物療法とリハビリテーションの進歩により、社会復帰が出来る比率がずいぶんと
高くなっていますので、根気よく治療をしてくださいという言葉で医師の説明が終わりました。
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