4日の本欄「自ら命絶たず大切に生きて」というご意見を拝読しました。
命の大切さが分かったことがよく伝わってきましたが、
投稿者の「生きたくても生きられない人がいるのに、自ら命を落とすことに
ものすがく腹が立った」というくだりには理解できませんでした。
私は自ら命を落とす人に腹を立てるのは間違っていると思います。
なぜなら簡単に自殺する人など一人もいないからです。
生きるという本能に逆らって行動するのは大変なことなのです。
そんな行動に走ってしまうほどつらい状況があることを、少し考えてほしいと思います。
つまり死にたくて死ぬというより、死ぬしかないという気持ちなのです。
その意味で、自殺する人もまた
「生きたくても生きられない人」なのです。
命の大切さが分かったのなら、もう一歩踏み込んで深く考え、
自殺する人のつらさも十分に理解してほしいと思います。
私も急性アルコール中毒による、幻聴・幻覚により、自傷行為に走った過去があります。
その時の私は、「生きたくても生きられない」状態だったのです。
また、闘病中は生きる辛さを深刻に受け止め、自殺一歩手前でした。
乗り越えたいま、「生きたくても生きられない」という感覚はよく分かります。
その意味で、この記事を転載しました。
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