すよ」と言われただけでスッと入り込めた気持ちになり、わかってくれているような気がしま
す。カウンセラーに「そうそう、私もそんなことがあったわ」と言われたら、すごく楽になる
と思います。
2) カウンセラーが役割モデルとして目標になることがあげられます。例えば「あの人はこん
な障害を持っていてもすごいなあ。私にも障害があるけどこんな人のように生きたいなあ。あ
んなふうに生きてみたいな」と思わせる考え方です。しかしピアカウンセラーだからといって
品行方正で、いつもまじめに生きなければならないという必要もありません。ピアカウンセラ
ーは「幸せですよ。満ち足りていますよ。充実した生活を送っていますよ」という姿勢を見せ
るのが役割モデルと思われます。時に疲れてボロボロの時もあるかもしれませんが、目標とな
り、自分もできるかもしれないと思って取り組める、良いきっかけつくりにもなります。
3) 嘘を見破りやすく、厳しくできる、つまり、障害をもつ相手に厳しくできるのはピアの人
ということがあげられます。障害を持っていると何でも障害のせいにしてしまう人がいます。
例えば、「てんかん症状がいつ出るかわからないから、一人では一歩も外にでることができな
い」という方がみえます。たしかに一日に10回とか発作がでる人は外出するのが怖いかもしれ
ませんが、そこまでの症状の人でなければ「ホントに?」と同じ障害のある人であれば聞き返
すことができます。同じ障害をもっていない人が言ってしまったら、「障害もないくせにわか
るわけないじゃん」と言われてしまうかもしれません。
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